いかり肩だってボリューム袖が着てみたい。
わたくし、いかり肩日本代表選手権で優勝できそうなくらいのいかり肩です。
肩幅広く、上半身が薄っぺらい四角い体型がコンプレックスで、
中学生の時は、学校の指定ジャージを着せたら日本一という誠に嬉しくない称号を友達からもらったりしていました。
そんなわたくしですから、近年流行りのボリューム袖なんて私に着られるわけがないわと諦めておりました。いかり肩がボリューム袖を選んだらとんでもないことが起こりますから。ものすごく大きな上半身になりますから。
でもでもやはり、かわいいんですよねボリューム袖。憧れる着てみたい。
そんな中、こんな私でも着られるブラウスをデザインしてみようと一念発起して、密かに何度も作っていたのですよ。どんな形ならいかり肩が強調されることなく可能な限り華奢に演出できるのか。
まずは肩の落ちる位置ですな。
肩幅よりも下に切り替えを持ってきたならば、肩幅をさらに広く見せることはないのでは。
そしてボリューム袖にお約束の、肩のギャザーはやめておこう。ふんわりギャザーは危険なので、タックを畳んではいかがだろうか。
これならば多めに畳んでも広がりすぎないな。
そして袖口には、幅広ゴムを入れて子供感を醸し出さない工夫。
あとはやはり腕まくりをしやすい方が何かと便利かな。ゴムで肘上に捲し上げた袖が更にかわいかったというおまけ付き。
何度も作り直してこの感じで落ち着きました。
これならいかり肩の私でも四角い人に見えませんでした。やった。
試作に使った生地は冬用の起毛した綿麻なので、このブラウスは秋冬まで取っておきますが、
昨日紹介した「リラ冷えのころ」のオリジナル生地で、改めてボリューム袖のブラウスを作ってみようと思います。
憧れのボリューム袖ブラウスを着られる日も近い。
時間を見つけて取り組みます。
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crochetpicot(クロッシェピコット)のギャラリーは、既製服では見つけられないオリジナルの洋服を揃えています。
minneとCreemaをご覧ください。
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