4月に描いたチオノドクサ。生地にプリントしたら思いのほか良かった。
4月の初め、雪が溶けてすぐの頃に 庭にいち早く咲いたチオノドクサ。
2年前に苗を植えて、少しずつですが株が大きくなってきています。
うちのチオノドクサは草丈10㎝ほどで、小さな白い花がたくさん咲きます。
花はすぐに終わってしまいますが、雪解け後すぐの早い春に咲くので、冬の終わりを一緒に喜ぶことができる大好きな花です。
この小さな花がかわいくて、今年は絵を描いていたんですよね。
庭に咲いてるチオノドクサを描いて色展開させたらきれい。 pic.twitter.com/WMpAd3IVWC
— crochetpicot:クロッシェピコット (@crochetpicot2) April 20, 2021
この絵はブログで紹介していなかったんですね。
ツイートだけして その後うっかり忘れていたようです。
このたび思い出したので、生地にプリントしてみました。
3色のうちベージュのみプリントをお願いしましたけど、かなり良い色合いで仕上がってきました。
落ち着いたちょっと暗めのベージュです。いつもこのくらいのトーンのベージュを狙って入稿するのですが、なかなか思い通りの色味で仕上がってこないので、今回はとても嬉しいです。
デザインのプリントって難しい。自分のデバイスで見ている色と印刷屋さんの機械の塩梅が違うので、思ったそのままの色で仕上がってくることの方が珍しい。淡い色は特に。
今回のベージュは欲しかったベージュなので最高です。
葉の緑色もきれいです。
チオノドクサ。かわいい花なのにどうしてこの名前なのかなと思って調べてみたところ、
chionodoxa(チオノドクサ)はギリシア語で「雪の栄光」という意味だそうです。
「chion」は雪「doxa」は栄光。
へー。すてき。雪解け後すぐに咲いている姿を見つけると本当に誇らしい気持ちになるので納得のお名前。
だけれど音だけ聞いていると今ひとつなお名前ですよね。
季節は過ぎてしまいましたが、とてもかわいい生地になりましたので早く仕立てたいと思います。
あでも、形にしたいオリジナル生地がこんもり溜まっている。
ご注文品の制作がもう少し落ち着いたら取り組みたい。
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